讃岐うどんに大阪うどん、伊勢にしっぽく、味噌煮込み......と地方によってうどんも麺なりダシなり具なりに様々な工夫が見られますが、讃岐のブーム以来10余年、新世代のうどん職人が登場する昨今は、各地方の良さをMIXした、ハイブリッドな一杯を出す店が全国各地に登場しているそうです。
そんなわけで、今回は札幌を少し離れて約70km。
大阪うどんの名店で修業した若き店主が、羊蹄山と毎日向き合いながら、雄大な山麓のもたらす日本一の湧き水で打つ、遠方ながらも大人気の一軒をピックアップしましょう。
讃岐うどんブームと言えば、我々と同じ小さなタウン情報誌の出版社『TJ Kagawa(月刊タウン情報かがわ)』さんに連載されていた、編集長・田尾和俊さん率いる「麺通団」によるコラム「ゲリラうどん通ごっこ」をまとめた1冊の本『恐るべきさぬきうどん』がその火付け役。
先日、書店でその最新刊を買ってみましたが、紹介原稿だけでなく実においしそうな茹で上げ直後のうどんの写真など、うどんのことを知り尽くした人がきちんと取材しているのだなぁ、と、とても参考になりました。
我々も札幌の街で情報発信するタウン誌家業の端くれとして、全国に広がるムーブメントを作り出したいな、などと思いながら、『一日一麺1』で紹介した『豚そば Fuji屋』さんで煮干しを補給するツケメン編集部員であります(笑)。
さてさて本日ご紹介するのは、『一日一麺2 おかわり!』のコラム企画
「羊蹄山麓 名水そば・うどん巡り」でご紹介した、秀峰・後方羊蹄山(羊蹄山)から湧き出る名水で打つ手打ちうどんの店『名水うどん 野々傘』。
大阪うどんの名店で修業をした後、立地は決して恵まれている訳ではないこの地で店を開いてもうすぐ3年。今やテレビ・ラジオなどでも取り上げられる人気店として、札幌から足を運ぶ人も多いお店です。
店主が北海道一を目指す! と常にバージョンアップを図っているそのうどんは、修業先で学んだ大阪うどんへ、全国で食べ歩いては学んだ他店の良いところを研究。さらに、我々道民の指向である濃いめの味わいとのバランスに苦心したものだそう。
写真の一杯「舞茸天ぶっかけうどん」(900円)は、見た目には讃岐のぶっかけスタイルですが、麺はコシとフワ・モチ感の間を取る絶妙な食感。まさに「いい塩梅」な塩辛さにダシが利いてズルズルいけちゃいます。ここまで足を伸ばした甲斐がある、ってもんですよ。
ちなみに写真は本誌で掲載しているイラストの元ネタ。不詳・ツケメン(略)が撮影した入魂の1枚です(笑)。
夏は行列が店の外まで並ぶという話ですが、冬は場所柄もあってさすがに混雑は少ないと思います。ただしお店の前は「魔のカーブ」と呼ばれる逆バンクの危険ゾーンだそうなので、冬道を押して詣でる際は、どうぞ安全運転にて。
ほかにも羊蹄山周辺の旨い水・旨いそば・うどんを絵巻風にまとめた
「羊蹄山麓 名水そば・うどん巡り」は、先日、市内の大型書店
「コーチャ○フォー」のランキングでも1位を獲得♪した
『一日一麺2 おかわり!』で要チェックや~~^^
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名水うどん 野々傘(ののさん)→ ご店主さんのblogはコチラ
北海道虻田郡京極町更進466-5
0136-42-2381
11:00~14:30 土日祝~15:00
月曜休 29席(テーブル・小上がり) P10台




